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2007年12 月14日 (金)

OGC WMSの問題点

 などで指摘されているように、OGCWMS(=ISO19128)は、サーバに多くの計算機資源を必要とする実装が求められる高負荷な仕様といえるでしょう。利用者側でサーバーに負荷をかける使い方を慎むといっても、不特定多数が利用するWWWではそれはかなり困難と思われます。

08/07/25更新:NASAのOnEarthは、このWMSの問題点に気付き、独自の拡張仕様を作っていることがわかりました。しかし結局利用者側でサーバーに負荷をかける使い方を慎むためのヒントを与えているに過ぎず、それにもかかわらず更なるWMSメタデータ記述言語の肥大化をも招いており、無理を重ねた仕様と言わざるを得ません。

 上記の記事の中でも複数指摘されている通り、静的なデータによって実現できるものには、あえてWMSを使わずに済ますのが妥当な解決方法の一つと考えられます。
そしてSVG Mapは、このような静的なデータでも伸縮スクロール自在な地図やハイパーレイヤリング(Web Mapサービスの相互運用)が実現できます。
#もっとも、OGC WMSの仕様では複数のサーバからのデータを重ね合わせる仕様自体は規定されていないのですが・・

 ISO TC211(実質はOGC)が規定した地図サービスのための仕様がWMSだけなので、あらゆる地図サービスはOGC WMSでなければならないという(受動的・妄信的な)考え方をせず、相互運用を可能にするWeb Mapサービスを現実的なコストで運用するのに必要なアーキテクチャを新たに標準として提案していくことが重要だとSVG Mapコンソーシアムは考え、その候補としてSVG Map Profileを策定しています。そして、昨日公開したシステムのように、SVG MapはWMSと相容れないものでもなく、むしろその問題点や不十分な点を補完するメカニズムとして機能させることもできるプラットホームです。

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