SVG Map Profile 1.0はSVG 1.1をベースにした仕様でしたが、W3Cが勧告した最新のSVG仕様書であるSVG Tiny 1.2とよりうまく整合するように、仕様を改訂します。
この改訂された仕様は、W3CおよびJISの規格として標準化を進める予定です。
標準化の進捗状況については、W3CのSVG IG Japanのページや、JIPDECのGISのページ等も参照ください。
Tiling and Layering Module 1.0 Specification for SVG 1.2 Tiny (UPDATED)
SVG Interest Group Japan MLに投稿した素案 (OUTDATED)
改訂内容
仕様の名称:
- "SVG Tiling and Layering"に名称を変更する
- 変更点:
- SVG1.2のモジュールとして、位置づけを改める
- 規定する仕様の機能がわかりやすい名称にする
ネームスペース:
- 規定される要素や属性のネームスペースをSVGに統合する
地理座標系の宣言(地理的な座標による空間参照方法):
- 'globalCoordinateSystem'要素により宣言する
- 変更点:
- 'metadata'要素内の'crs:CoordinateReferenceSystem'要素を用いたRDF/XMLスクリプトに代え、よりシンプルな記述を可能にする要素を新設する
- 'metadata'要素内のRDF/XMLスクリプトによって記述した情報と、この方法によって記述した情報は、以下の属性値の等価関係に基づき、等価に扱うことができる
- 元の仕様:
- SVG Tiny 1.2のGeographic coordinate systems
- およびSVG Map Profile1.0での精密化
- この要素が取り得る属性:
- 'srsName':(必す)
- 従来の'coordinateReferenceSystem'要素の'resource'属性と等価
- 備考:
- 属性値として、空間参照系のIRIを記述
- WMS(Annex B3)における、CRS:84と等価のhttp://purl.org/crs/84を推奨(経度,緯度並びのWGS-84座標系)
- GMLのsrsNameと等価
- 'transform':
- 従来の'coordinateReferenceSystem'要素の'svg:transform'属性と等価
- 備考:
- この属性は、'srsName'属性で指定した座標系の地理座標から、このSVGドキュメントの座標への1次変換パラメータを示す
- 属性値のフォーマットは、SVGの'traneform'属性を参照
- 記述がない場合は、matrix(1,0,0,1,0,0)が指定されたものとして評価
- 'srsName':(必す)
ハイパーリンクによるグラフィックスコンテンツのインポート(ハイパーレイヤリング及びタイリング):
- 'animation'要素もしくは'image'要素を用いる
- 変更点:
- SVGのインポートには'animation'要素を用いる
- ラスターグラフィックス(jpeg,png)のインポートには'image'要素を用いる
- 備考:
倍率に応じた表示制御:
- 'visibleZoomRange'属性を用いる
- 変更点:
- 'go:figure-visibility'から名称を変更
- SVGのネームスペースに統合
- 元の仕様
- この属性が取り得る値:
- 属性値のフォーマット変更はなし
- この属性が設置可能な要素: